今年の1月、「そろそろまたストリップも観に行きたいな」と思い、好きな踊り子さんのコースを調べていた時の事でした。
千葉なぎささんが引退している…!!!
私が最後にストリップを観たのは、去年7月の渋谷道劇。
それから、引っ越しの準備やら何やらでストリップの情報を見る事が無かったので、8月の終わりに発表されたなぎささんの引退の事は全く知りませんでした。
ショックです。
なぎささんのステージを初めて観たのは、2009年5月の池袋ミカド劇場。
ロングドレスにランプの小道具を使った演目は、ゴージャスで、美しくて、なぎささんの笑うと目が無くなる素敵な笑顔と、色白の肌、長い黒髪、長身のスタイルに惚れました。
「また観たいな」と思いつつ、再び観られたのは2011年1月のDX歌舞伎町。
このステージが、最後のなぎささんになってしまいました。
たった2回のステージを観ただけなのに、私は、なぎささんが好きでした。
それだけなぎささんに魅力があり、1日に何回もあるステージの全てに魂をこめていた証拠だと思います。

千葉なぎさ写真集『NAGISA』
撮影:米山真人氏
なぎささんの写真集も買わせて頂きました。
ステージでも野外でも楽屋でも、なぎささんは本当に良い表情をする方です。
写真も綺麗なので、こんなに素敵な置き土産を残してくれた、なぎささんとカメラマンさんに感謝します。
引退していく踊り子さんの情報を目にすると、去年、某踊り子さんについて語られていた、某掲示板でのやりとりを思い出します。
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#891
2011/01/31 13:38
踊り子さん達は卒業して行くのに俺達はいつまで経っても落第だな
見送る喜びと哀しみは尽きないなぁ
#893
2011/01/31 14:18
止まない雨がない様に、明けない夜がない様に、やめない踊り子もまたいない
#894
2011/01/31 14:23
ストリップ見てて「落第」人生を自称って、コワい。
ふだん仕事とかちゃんとしてるんすか?
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#891さんが叙情的な物憂い様を語って、#893さんが詩的な美しいフォローをしているのに、#894の水の差しっ振りったらありません。
引退していく踊り子さんの事を考える時位、おセンチになっても良いかと思います。
そして、芸人を語る小沢昭一さんのお言葉も思い出しました。
「どんなに面白くても忘れられて消えていく。うたかたのようにね。でもね、いいんじゃない?」
どんなに素晴らしいステージをしても忘れられて消えていく。
私も、なぎささんの事を忘れてしまうのかな。
うたかたのように。
でも、あの時観たステージの美しさ、照明とランプの色…、今でも頭の中で再生されます。
スローモーションで、映画を観ているみたいに。
何年経っても、「好きだったな」と思い出させる存在になると思います。
なぎささん、16年間お疲れ様でした。
「どんなに面白くても…」と小沢昭一さんが語ったトークは、2010年9月20日に行われた『したまちコメディ映画祭』のトークショーの中でした。
浅草中映劇場での『喜劇役者たち 九八とゲイブル』(タモリ・愛川欽也主演)の上映に併せた、いとうせいこうさんと小沢さんのトークショーだっだのですが、小沢さんのインパクトだらけのトークに加えて、『喜劇役者たち 九八とゲイブル』の面白さにもハマり、いつかテープを手に入れたいと思っていたのでした。

●当時のブログ
2010年9月21日
【9/19 浅草『したコメ』から銀座『与勇輝展』】
http://matsukohama.laff.jp/blog/2010/09/19-11ac.html
それから、Amazonの中古品をずっとチェックし続けて、やっとお手頃価格のものを手に入れました。

レンタル落ち。
ジャンルが何故か【サスペンス】です。

定価20,000円!

カバー裏側。
舞台が浅草のストリップ劇場で、コンビ芸人の物語という、非常に私好みの作品です。
何より、デビューして間もないタモさんの当時の芸が観られるのがたまりません。
サングラスをしていないタモさんの姿は新鮮で、何を考えているか判らない不気味さと怪しさの中に色気も見えて、その格好良さは役柄を超えています。
タモさん自身の持ちネタを映画の中で披露しているのに、それが病気故の奇行という設定にもたまげますし、オチも混乱させて終わらせてくれます。
若き日のタモさんを堪能出来る映画です。
34年前の映画ともなると、進行さん役の秋野太作氏が向井理系のイケメンに見えて、赤塚不二夫先生や三木のり平氏や鈴木ヒロミツ氏もお元気で、踊り子さん役のあき竹城さんのおっぱいは白くて上向きで、オードリーの春日さんに見せたい位です。
映画史的にはB級の駄作扱いのようですが、私は非常に気に入りました。
テープが買えて良かったです。
ふと気になった事は、ストリップ劇場での幕間の漫才やコントは、今でもあるのかどうかです。
今迄行った劇場(渋谷、上野、池袋、新宿TS、DX歌舞伎、名古屋銀映、岐阜、DX東寺)では、観た事がありません。
『2丁目のドンキホーテ』のような光景を想像しつつ、もし今でもあるのなら観てみたいです。
とにかく、ストリップの文化が消えないように、今年も沢山観に行きたい!!!